生姜のチカラを頂きましょう
生姜が手足や体の冷えに良い効果が有るという事や解毒作用があるという事は小さな子供の頃から親に聞かされていました。
ですから、どこの家庭でも夏の暑い時期に成るとその時旬の焼きナスに生姜と醤油を付けて食べていた事を想い出します。
そのことも今考えると血液の循環をスムーズに行えるように働きかけて身体を温めようという食習慣だったのかなと思います。
その他にも豆腐に添えたり甘酒の中に生姜を入れたり、案外身近な食材として重宝されていたと感じます。
身体を温めたり、解毒作用があるという生姜の効能を実に的確に利用した先人の知恵で日本食の文化を反映していると感心します。
最近、人に聞いた話では、吐き気をとめる効果もあるといいます。東洋医学では乗り物酔いに効果があるともいわれ、船やバスなどの乗り物に乗る際に利用されているというのです。
また、身体の不調は、体内に悪いものや負担となるものがあるために起こると考えられることもあるようです。
生姜の刺激で胃や腸の消化機能を促進させたり、発汗作用や循環機能の活性化を促進させて、不要なものを取り除く解毒の効果があるというのです。
生姜の絞り汁やすりおろしたものを私自身も頻繁に使っていましたね。下痢や便秘の解消にも効果があるといわれていたので、生の生姜には、子供のころから本当にお世話に成っていたんですね。