生活情報

気になる匂いというものは、実に一人ひとり様々で、個人差が大きいようです。

自分にはとても好きな良い香りだと思っていたものが、他人には好きではない匂いだったりするこたが、間々あるようです。

私は個人的には、金木犀の匂いが大好きです。毎年、金木犀の花が咲く時期をとても楽しみにしています。

最近では、その香りの良さを謳った入浴剤や多くの商品が出回っています。

しかしそんな商品の中に、トイレの消臭剤としてその金木犀の匂いを着けたものが有ったのです。

その消臭剤を使用していた奥様いわく、金木犀の匂いは大嫌いだというのです。

金木犀の匂いが好きな私が何故かと聞くとその答えに驚きました。

朝から晩まで隣の家の庭から匂ってくるというのです。

だから、その時期に成ると一日中、トイレの中にいるようで嫌になるのだということだったのです。

これを聞いて私はこんな良い匂いをトイレの消臭剤に使ったメーカーに驚きました。

そして、それ以上に、それをわざわざ、自宅のトイレに置いたその奥様にも腹が立ったものです。

そもそも大人はともかく、その匂いを嗅いで育った子供は本当に嫌な匂いとして認識してしまうのではないかと考えさせられたものです。

しかし、確かに私自身も強烈に匂うのではなく遠くの方から微かに漂って来るような仄かな匂いが好きです。

匂いと言うものはそれ程繊細で、微妙なものなのでしょうね。

子供たちは、勿論ですが大人であっても日常からの生活習慣とそれに伴う感性が大事な事なのだなと改めて思いました。